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  • 2011/09/18
  • 【理事長室】国民体育大会総括
  • テーマ/天皇杯第10位・皇后杯第9位
 全国中学、インターハイ、インカレ、JOCなどの全国大会と少し趣が異なる国民体育大会。選手たちは「石川県」という大きな看板を背負って、精一杯頑張ってくれました。もちろん我々役員団も都道府県対抗ということから、いつにも増して、石川県体育協会とともに大きな声援を送りました。そして、選手の体調管理を整えるため、昨年に引き続き医科学委員会によるドクター・トレーナー帯同という特別の体制も整えました。
 その結果、総合成績では男女総合(天皇杯)が105点で第10位、女子総合(皇后杯)が59点で第9位となり、4年連続ベスト10に入ることができました。「ほしいほしい」と願っていた表彰状。いただける8位入賞はなりませんでしたが、これは地方の県では最高の成績と言え、また、105点という得点は石川国体以降(20年)、平成20年の大分国体116点に続く高得点となりました。
 先ず最初に登場したシンクロ(横山治子、村田美希乃)が惜しくも表彰台はならなかったものの、高いレベルの演技を見せ、堂々の4位入賞(石川県としては5年連続入賞)を果たしました。
 競泳では、エース格である成年の宮本陽輔が自己ベストに迫る記録で第2位に、日本水泳界のホープである小堀勇気は日本高校新記録をマークするなど、3日間で優勝を含む8レースをしっかりと泳いでくれました。女子のエース格である馬渡友佳里がインターハイの雪辱を果たし、念願の表彰台に上がりました。彼女の喜びが伝わってきます。また、復調の兆しが見えてきた山崎貴大、少年Aで出場し大ベストの毛利衛、少年Bの中村怜央(2種目)が個人で入賞し、リレーでも少年男子で3種目に入賞しました。
 飛込では、中川真依が敗れるという大波乱はありましたが、故障を克服して辻原朱里が2種目で3位入賞、千歩純一も2年連続入賞を果たしました。中川については、きっと復調してくれるだろうと信じています。
 3競技を終え、得点は105点。俄然、水球に期待が膨らみました。しかしながら、1回戦はインターハイ決勝と同じ鹿児島県。運命のいたずらでしょうか。またも1点差で破れ、残念ながら準決勝リーグに進むことはできませんでした。選手の無念さがわかります。
 すべてがうまくいきませんでしたが、このように今年も「水泳石川」は大活躍しました。立派に伝統を守ってくれました。
 来年もしっかりと闘えるよう選手の頑張りに期待するとともに、関係各位のご支援をお願いします。


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